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インプラントの歴史は古く、紀元前3世紀頃とされているミイラの顎に、エメラルドや象牙で作られた人工の歯が埋められているのが確認されています。これを現代のインプラントと同じと読んで良いかという問題は別として、随分昔からそのような概念があったと思われます。
現代のインプラント治療は、1952年にスウェーデン、イエティボリ市の応用生体工学研究所所長、ブローネマルク博士が、骨とチタンが結合することを発見しこれを「オステオインテグレーション」と命名したことから登場しました。
その後、1965年より歯科分野でこのオステオインテグレーションが応用されるようになったのがインプラントの始まりです。現在、インプラント治療といえば、このチタンと骨が結合する歯根型のインプラントのことを言います。
学術的データより、インプラントの成功率は90−95%と言われています。また、インプラントの素材であるチタンは生体内での安定性が高く、拒否反応やアレルギーは皆無です。インプラント治療は、正しい術式と術後管理が行われれば、非常に安全な治療法ですのでご安心下さい。
あります。現在は歯根型インプラントに統一されていますが、以前はブレード型や骨膜下インプラントなどもあり、多種多様でした。歯根型インプラントはチタンと骨が癒着(オッセオインテグレーション)することにより、お口の中で安定して機能することが出来ます。
現在、この歯根型インプラントは国内外の数十社が製造販売していますが、元々は、ブローネマルク型インプラントを模倣していますので、どれも同じような臨床成績となっています。但し、中には独自に開発製造されたインプラントや粗悪なインプラントもありますので注意が必要です。
全身的な疾患、例えば高血圧や糖尿病などがひどい場合にはインプラント治療を行うことが難しくなります。
全身疾患がある場合には、その程度により判断されますので、担当医とご相談下さい。
通常の歯の欠損に対するインプラントは全て保険適応外になり、自費治療となります。
良く間違えられますが、差し歯とは自分の歯が残っている場合に行われる処置方法です。
根だけになっていても、土台を立て冠をかぶせれば歯は使うことが出来ます。しかし、歯を抜いてしまったときには差し込む根がないわけですから、その根ごと人工物で置き換えないといけません。
よって、自分の歯の根が残っているときにその根の上にかぶせ物を作る方法が差し歯、歯の根も残っていない状態で、あごの骨に直接金属の柱を立てて、その上にかぶせ物を作る方法がインプラントです。
麻酔をして行いますので、インプラントの手術中の痛みはありません。術後も手術の程度によりますが、思ったより痛みは少なかったというのがほとんどの方の感想です。術後の腫れや痛みの程度は個人差がありますが、大まかに表現するなら、インプラントの手術は抜歯と同程度とお考え下さい。痛み止めで十分対応できる程度の痛みです。
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